エラ削りの基礎知識

エラの形成

美容外科の輪郭形成3大手術は、頬骨・エラ(下顎角)・オトガイ(顎)といわれています。その中でも一番は、なんといってもエラを小さくするという形成術。ほっそりした卵型の輪郭にしたい、できるだけ小顔にしたいというのはどなたにも共通の希望のようですね。
とはいっても、実際の治療をするにあたって、すべての人に同じ治療をするというわけではありません。骨の形状などは人それぞれ違います。同じ治療を別の人にしても、希望通りの効果は得られないのです。術前のカウンセリングや検査では、下顔面の形状を解剖学的に分析します。その上で、ご自分にぴったりの治療法を選択しましょう。

診断と適応

顔の鼻から下の3分の1を形作り、どういった顔になるか決めているのは何だと思いますか? 下顎を支える「下顎骨」、下顎を動かす筋肉の一つである「咬筋」、皮下脂肪や皮膚の弾性など、他にもありますがこれらが重要になってきます。ですから、エラを小さくするなどの手術を行なうときには、これらの部分の状態がどうなっているかを、しっかりと診断してからでないといけません。
そのために行なうのが、頭部や口の中のレントゲン撮影(セファログラム、オルソパントモグラム)です。この2つはどこの美容外科でも必ず行います。さらにCTや3次元CTを行なえば、さらに細かな情報を得ることができます。
カウンセリングではこれらの情報を元に、治療方針を決定します。

・セファロ ( 頭部 X 線規格撮影 )

セファロ ( 頭部 X 線規格撮影 ) セファロ ( 頭部 X 線規格撮影 )

筋肉が厚い方にボトックス注射

顔の輪郭改善には、ボトックス注射を行なう方法もあります。ボトックス注射は、4~6ヶ月の間、筋肉の働きを抑制する働きのある注射です。動きが鈍くなれば、筋肉はだんだんと萎縮して小さくなっていきます。咬筋の厚い方の中には、ボトックス注射をすることで1~3ヶ月で細い顔になる方もいらっしゃいます。
ただし、ボトックス注射の効果で筋肉の動きが抑制されるのは4~6ヶ月の間だけです。効果がなくなれば、筋肉の萎縮も解消されるので、細くなった顔もある程度、元に戻ってしまいます。それを防ぐためには、1回だけでなく数回のボトックス注射が必要です。それでも効果は永久ではないことを忘れないでください。
当院の場合、ボトックス注射はエラ手術後に腫れるのを軽減するために投与しています。

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