まずはエラ形成についての基礎知識を知っておきましょう。
美容外科で行われる小顔への改善手術として、代表的なものに頬骨、下顎角(いわゆるエラ)、オトガイなどの形成術が挙げられますが、その中でもとりわけ「エラ」の改善希望が最も多くあります。具体的要望は、『ほっそりした卵型の輪郭』で『できる限り小顔に』というものです。実際の治療計画においては、患者さまの下顔面の形状を解剖学的に分析した上で、適した治療法を選択することが重要です。
顔面下1/3の形態を特徴づけている解剖学的な要素として、
1) 下顎骨
2) 咬筋
3) 皮下脂肪
4) 皮膚の弾性
などが挙げられます。
実際の手術計画を立てる上で、画像診断として頭部X線規格写真(以下セファロと略)、オルソパントモグラムは必須で、さらにCT(3次元CTを含む)まで行えばより有用な情報が得られます。これらをもとに治療方針を決定します。
・セファロ ( 頭部 X 線規格撮影 )

最近ボトックスによるフェイスライン改善ということをよく耳にします。ボトックスは筋肉に直接作用し、4~6ヶ月間、その筋肉の動きを抑制し、結果として筋肉萎縮させる薬効があります。咬筋にボトックス注入後3~4日後より効果が出始め、1~3ヶ月で確かに細い顔になる方(咬筋の厚い方)もいます。
但し、4~6ヶ月後より筋肉は再度、動きを取り戻す為、ある程度は後戻りしてしまうことは覚悟して下さい。その為、数回の注入が必要となりますが、効果はあくまで永久とは考えないで下さい。当院では主に、エラ手術後の腫れの軽減を主な目的として、このボトックスを投与しております。